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日本赤十字社静岡県支部イベント>水に落ちたら浮き身をとろう! 〜県内の小・中学校で着衣泳講習を実施〜

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水に落ちたら浮き身をとろう! 〜県内の小・中学校で着衣泳講習を実施〜

令和元年8月7日

 静岡県支部では、7月から8月上旬にかけての約1ヶ月間、県内20校の小・中学校の児童・生徒(以下、子どもたち)1,439人を対象に、着衣泳講習を実施しました。この講習は、平成25年度から行っており、今年で7年目となります。着衣状態で落水した場合、泳ぐのではなく身につけているものの浮力を利用して、浮くことにより呼吸を確保し、救助を待つ方法を習得してもらうことを目的としています。

 指導は、延べ243人の赤十字水上安全法指導員が行いました。
 子どもたちは、まず初めに指導員から、水の事故のおよそ7〜8割は着衣状態で起こっていることや、万が一着衣状態で溺れそうになったらどうすべきかなどについて学び、その後長袖・長ズボン・靴を着用した状態で入水し、水着とは状況が全く異なることを体験しました。そして、泳ぐのではなく服など身につけているものの浮力を利用して浮くことや身近なペットボトルやレジ袋を使った浮き方を体験しました。

 さらに、子どもたち全員がライフジャケットの正しい着用方法を学び、実際に着用した状態で落水し、浮いてみました。これまで、足が沈んでしまった子どもからも「これなら浮ける!」「簡単!」といった声が聞かれ、大きな浮力がある場合とない場合の違いを実感していました。

 また、荒天によりプールに入れなかった学校では、室内で「水に入らないレスキュー講習」を行いました。この講習は、水に入らなくても、また泳がなくても救助ができることを学ぶものです。

 子どもたちはまず、プールのイラストを見ながら、どこが危ないと思うかを考え、水辺で遊ぶ前の約束事として、天候が悪いときは水場に近づかないこと、体調管理に気をつけること、泳ぎに行くことを大人に必ず伝えること、準備体操をすること、ライフジャケットを身につけることの5つの約束事について学びました。
 体験シミュレーションでは、水に入らないで、棒を差し出したり、ペットボトルを投げたりと、身近なものを使って、浮いて待つ人を救助しました。
子どもたちからは、「体験したことで救助のイメージが湧いた」などの声が聞かれ、また、「普段から事故防止を心がけたい」「海や川の危険箇所も知りたい」といった感想も寄せられました。

 着衣泳を開催した学校の先生からは、「夏休み前に貴重な経験になった」との声が多く聞かれました。

 毎年、同じような水の事故のニュースが多く聞かれます。今年は、既に県内でも川に流された中学生が溺れて亡くなる事故が起きています。子どもに限らず、一人でも多くの方が、自分の身を守るための知識や技術を身につけ、水の事故を未然に防ぐことが大切です。
力を抜いて浮いてみよう!

力を抜いて浮いてみよう!

レジ袋で浮かんだよ

レジ袋で浮かんだよ

ライフジャケットを正しく着てみよう!

ライフジャケットを正しく着てみよう!

水に入らず助けてみよう!(水に入らないレスキュー)

水に入らず助けてみよう!(水に入らないレスキュー)

溺れた時、助かるために一番大切なことは?

溺れた時、助かるために一番大切なことは?


ご不明な点は、日本赤十字社 静岡県支部までお尋ね下さい。